東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターとして愛されてきた つば九郎。
そのユーモアあふれるキャラクターと絶妙なボード芸で、長年にわたりファンを楽しませてきましたが、
2025年2月19日、「つば九郎の担当者が亡くなった」と球団が発表し、関係者やファンのみならず大きな悲しみに包まれています。
そんな中で、つば九郎の中の人について再び注目が集まっています。

そういえば、つば九郎の中の人って誰だったんだろう?・・
今回は、そんな疑問に答えるべく、
・つば九郎の中の人は誰なのか?
・つば九郎の中の人は「足立さん」という方が有力視されてるが、他にも可能性は?
・つば九郎のこれまでの功績について
このような内容でお届けしていきたいと思います。
最後までぜひご覧ください。
つば九郎の中の人は足立さんが有力
95年のヤクルトファンブックで名前が紹介
つば九郎は1994年にデビューし、翌1995年に発売された 「ヤクルトスワローズ ファンブック」 において、中の人として 「足立さん(当時22歳)」 の名前が紹介されました。この情報が広まったことで、足立さんが「初代つば九郎」だと考えられています。



足立さんがずっと演じていたとすれば、今年で30年の大ベテランで、ファンや選手からも慕われ愛されるのも納得できますね。
足立さんが抜擢された理由
足立さんはもともと 神宮球場の警備スタッフとしてアルバイトをしていた 方だったようです。
・当時の担当者が「人前に出るのが苦手だった」ため、新たな候補を探していた
・足立さんは 人前でも物怖じしない大胆な性格 だった
・その結果、つば九郎の役を任されることになった
このように、足立さんのキャラクターがつば九郎の誕生に大きく関わっていたことがわかります。
動きや芸風に一貫性があり、長年「足立さん」が演じていた可能性が高い
つば九郎は、他のプロ野球マスコットと比べても類を見ない動きや芸風を持つ ことで知られています。
特に、以下の特徴が一貫して見られるため、長年 「足立さん」が演じていた可能性が高いと考えられます。
①ボード芸の巧みさ…他のマスコットにはない独特な筆跡とブラックユーモアのセンスが一貫している。
②ファンサービスの徹底…サイン会やイベントでも、つば九郎ならではの軽妙な対応が変わらず続いている。
③球団や選手との息の合った掛け合い…ヤクルトの選手や監督との関係性が深く、特にベテラン選手や監督との絡み方が絶妙。
これらの特徴が 長期間変わらず続いていること から、
と考えられます。



つば九郎と絶大な信頼関係を築いていた「6さま」こと宮本慎也さんの引退試合では、つば九郎からの感動的なメッセージに涙したファンも多かったのではないでしょうか。
つば九郎の中の人は「足立歩」さん以外の球団スタッフの可能性も
つば九郎の「中の人」は1人だけではない?
つば九郎は全国各地のイベントに登場し、多忙なスケジュールをこなしています。そのため、
という説も以前から囁かれていました。
特に、
2013年に発生した 「つば九郎転倒事件」 では、頭部が外れてしまい、中の人の姿が一瞬見えてしまうというハプニングがありました。このときの体型や仕草が、これまでのつば九郎と異なると指摘され、 足立さんとは別の人物が入っていた可能性 が浮上しました。
近年の動きの変化から「交代の可能性」が浮上
近年、一部のファンから
という声が上がることがありました。
特に2020年以降、以下のような変化が見られたと指摘されています。
・ジャンプやアクロバティックな動きが減少
・ボード芸の筆跡や表現にわずかな違い
・ダンスのリズムや動き方が以前と違うように感じる
これらの点から、
という憶測も広がっています。
また、ヤクルト球団の広報担当者も、
と発言しており、
これまでのつば九郎の功績まとめ
つば九郎は、日本のプロ野球マスコットの中でも 異例の人気と影響力 を誇ります。
その理由を振り返ってみましょう。
① 野球界随一の“ボード芸”
つば九郎は言葉を発することができない設定となってる為、代わりに
どんな内容かというと、
・試合中やイベントで選手をいじる
・時事ネタや社会問題にもコメント
・他球団のマスコットとも積極的に絡む
シュールなユーモアは、 プロ野球界の枠を超えて多くのファンに愛される要因 となっていました。



つば九郎はこれからもずっとファンの心の中で生き続けることでしょう。
② FA宣言や契約更改ネタが話題に
つば九郎は毎年、球団と「契約更改交渉」をするという設定があり、その際のネタが話題になります。
・「球団からの提示額は弁当券◯枚」
・「FA宣言(※もちろんネタ)」
こうした演出がメディアやSNSで広まり、



ちなみに・・つば九郎は喋ることをご存知ですか?
球団公式ではつば九郎は「しゃべらない」「言葉は発しない」が基本設定となっておりますが、
実は、練習中に選手やコーチとどう見ても会話しているシーンがあったり試合前の円陣でも声出しを担当してるシーンが、カメラに何度も捉えられていますw



つば九郎がチームの一員ということが分かって、何とも微笑ましいですね!
③ 他球団のマスコットとの名コンビ
つば九郎は他球団のマスコットとも仲が良く、特に
中日ドラゴンズの「ドアラ」 との絡みはファンに大人気です。
・ふざけあう姿が「名コンビ」として定着
・SNSやファンイベントでもたびたび共演



つば九郎がいたからこそ、球団のイメージが明るくなり、多くのファンが球場に足を運ぶようになったのは間違いないでしょう。
おまけ:つば九郎の年収や最新の契約更改の内容
つば九郎の年収について気になってる方がとても多いようなので、おまけとして、
2025年の契約更改の内容と、実際の年収を簡単に考察します。
2025年の契約更改の内容
・年俸:6万円(現状維持)
・ヤクルト1000飲み放題(継続)
つば九郎は、空中くるりんぱを成功させるために、
と意気込んでいました。
つば九郎の実際の年収・収入源
つば九郎は様々な形で球団に貢献しました。
つば九郎の具体的な収入源ですが、
・イベント出演料:各種イベントやスポーツ関連の催しにゲスト出演。
・グッズ販売の収益:Tシャツやぬいぐるみなどの売上が大きい。
・書籍の印税:つば九郎関連の書籍も人気。
・CM・テレビ出演:企業とのコラボ案件多数。



特にグッズ販売は、つば九郎がダントツの売上1位だったようです!
こうした活動を考えると、実際の年収は 数百万円〜数千万円 もらっていても、
おかしくないくらい収益面でも球団の運営に貢献していたのが、つば九郎と言えるでしょう。
しかしつば九郎は、
という内容を、元スワローズの五十嵐亮太さんのYoutubeチャンネルで、
つば九郎本人がボード越しに語っていました。



とはいえ、つば九郎は、つば九郎でいたことが、とても幸せだったんじゃないかなと思います。
つば九郎自身、野球が大好きで、マスコットを通じて、大好きな野球選手と出会って、一緒に全国を飛び回って、ファンとも心から通じ合って皆んなに愛されて、本当に幸せな人生だったんじゃないかなと思うのです。
まとめ:つば九郎への感謝を込めて
今回は、30年間スワローズを支え続けてきた「つば九郎」の中の人が誰なのか?
という内容でお届けしました。いかがでしたか?
結論としては、
・つば九郎の中の人のメインは30年間一貫して、「足立」さんの可能性が高そう
・しかし断定は出来ず、これまでの転倒事件や、交代説も踏まえると他の人である可能性も多いにある
球団からの突然の発表に誰もが驚き、そして悲しみに包まれました。
つば九郎は昨年、自身のブログでこんな言葉を残していました。
きっと今、つば九郎は、この大地を思いっきり飛び回ってるのではないでしょうか?
最後まで記事をお読み頂き、ありがとうございました!