2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕を控え、侍ジャパンのメンバーが続々と発表される中、前回大会のヒーロー、「たっちゃん」ことラーズ・ヌートバー選手の選出外に注目が集まっています。

今回ヌートバー選手、侍ジャパンに選ばれなかったのなぜ???
ヌートバーは?ねえ?ヌートバーは?
— げそちゃそ (@kawasakigen) February 26, 2026
大谷翔平選手らメジャー組が合流する一方で、なぜヌートバー選手の名前がないのか?
そこで今回は、
ヌートバーが侍ジャパンに選出されなかった真相について、米現地メディアやMLB内部事情を調査し、不参加の「本当の理由」を3つの視点で考察していきます。
そこにはプロ野球選手としての過酷な生存競争と、MLB特有のビジネスの壁が立ちはだかっていました。

興味のある方はぜひ最後までご覧くださいね!
ヌートバーWBC2026選出外の真相① ハグルンド変形との闘い

最大の理由は、2025年10月に行った両かかとの「ハグルンド変形」除去手術です。
これはかかとの骨が異常に突出し、アキレス腱を圧迫して激痛を引き起こす疾患。
ヌートバー選手は2025年シーズン、この痛みに耐えながらプレーしていましたが、その代償は小さくありませんでした。
パフォーマンスの低下:
2025年はキャリアワーストの成績に沈み、本来の持ち味である鋭いスイングが影を潜めました。
再発のリスク:
この手術はリハビリに半年近くを要することもあり、WBCのような高強度の大会に出場することは「選手生命の短縮」に直結するリスクがありました。

WBCに出たい気持ちは山々でも、このままでは「侍ジャパンの力になれないどころか、プロ野球選手として終わってしまう」という、崖っぷちの決断だったと考えられます。
ヌートバーWBC2026選出外の真相② 球団からの最後通告プレッシャー

所属するセントルイス・カージナルスのチーム事情も、彼の背中を「辞退」へと押しやりました。
現在、カージナルスは大規模な再建期(リビルディング)にあります。
新編成本部長のチャイム・ブルーム氏は、成績が伸び悩む中堅選手に対し、非常にシビアな評価を下すことで知られています。
「レギュラー確約」の消滅:
昨シーズンの不振により、ヌートバー選手は現在、トレード候補や放出候補として名前が挙がるほどの厳しい立場にいます。
球団の優先順位:
球団側は「WBCでの貢献よりも、スプリングトレーニング(春季キャンプ)での完全復活」を強く求めており、もしWBCを優先してシーズン開幕に遅れるようなことがあれば、彼の居場所は本当になくなっていた可能性があります。

2023年は快く送り出してくれた球団も、今回は「MLBでの完全復活」を最優先条件として突きつけたのではないでしょうか。
ヌートバーWBC2026選出外の真相③「保険問題」という現実的な壁
意外と知られていないのが、MLB選手が国際大会に出場する際に必ず直面する「保険承認」の壁です。
WBCに出場する選手には、もし大会中に負傷してシーズンを欠場した場合、その高額な年俸を補填する保険がかけられます。しかし、この審査が非常にシビアです。
手術明けの不承認: ヌートバー選手のように「直近で手術を受けた選手」に対し、保険会社は「リスクが高すぎる」として保険の引き受けを拒否(デナイアル)することがあります。
不可抗力のストップ: 保険が下りなければ、球団は契約上、選手の出場を差し止める権利を持ちます。

つまり、本人がどれだけ「行きたい」と熱望しても、保険会社という「ビジネスの審判」がNOを突きつけたことで、物理的に道が閉ざされた可能性が極めて高いのです。
本人の本音を考察「日本代表として出たかった」

ヌートバー選手は、不参加が決まった後も周囲に対し「日本代表への思い」を隠していません。
彼にとって侍ジャパンは、自身のアイデンティティを再確認させてくれた、かけがえのない場所といえます。
アメリカ代表(Team USA)の選出可能性もゼロではありませんでしたが、彼は一貫して「自分は日本の一員でありたい」という姿勢を崩していませんでした。
ちなみに2025年8月のインタビューでは「来年のWBCも日本代表(侍ジャパン)として出たい」と公言しています。
今回の辞退は、日本を軽視した結果ではなく、「中途半端な状態で合流し、日本代表の勝利を妨げたくない」という、彼の誠実すぎるほどの責任感の表れと言えるでしょう。
「大谷翔平」という存在への想い

前回のWBCで、大谷選手が誰よりも早くヌートバー選手を迎え入れ、チームに溶け込ませたシーンを覚えているファンも多いはず。
今回、大谷選手が打者としてだけでなく、投手としても再起を懸けて挑むこの大会。
その背中を再び外野から守り、共に「ペッパーミル」を挽きたいという想いは、誰よりも強かったはずです。

テレビの前で声援を送る彼の悔しさは、私たちの想像を絶するものがあるでしょう。
「アメリカ代表として出る」可能性はあったのか?
SNS等で一部囁かれた「アメリカ代表への鞍替え」ですが、
彼は「タツジ」という名を誇りに思い、日本のおじいさんや家族への愛を原動力にしています。
アメリカメディアも「ヌートバーは日本代表の象徴的な存在になった」と認めており、彼が安易にその信頼を裏切るような選択をすることはありません。
まとめ:たっちゃんが戻ってくる日を信じて
ラーズ・ヌートバー選手が2026年WBCにいない理由。それは単なる「ケガ」ではなく、「プロ野球選手としての未来を守るための、苦渋のサバイバル」でした。
記事まとめです。ヌートバー選手が2026年WBCに選出されなかった背景には、
・選手生命を守るための手術
・球団内での生き残りを懸けた競争
・保険というビジネスの壁
これらすべての重圧を背負いながら、彼は今、メジャーの舞台での完全復活を目指して戦っています。
今回の不在は寂しいものですが、それは彼が「より強いヌートバー」になって再び日本のファンの前に立つための準備期間。
私たちは今、リストにない彼の名前を嘆くのではなく、メジャーの荒波で戦う「たっちゃん」の未来にエールを送るべきではないでしょうか。
またいつか、日の丸を背負ってダイヤモンドを駆け抜ける彼の笑顔が見られる日が来ることを祈ります。

もしこの記事がお役に立てば、ぜひSNSでシェアしてヌートバー選手を共に応援しましょう!
最後まで記事をお読み頂き、ありがとうございました!
