肌寒くなり秋もだんだん深まってきましたね。
首都圏や北関東地方にお住まいの方で紅葉狩り登山といえば、やはり日本百名山の一つ、
筑波山ではないでしょうか?
でも最近、熊に関するニュースが頻発しており、茨城県や筑波山にも熊は出没するのか気になってる方も多いのではないでしょうか?
高尾山にも熊はいるけど筑波山に熊はいないって本当?
— 秋宮🍁 (@Aoi_Akimiya16) October 24, 2025
その場合、ほとんどいない?
それとも、全くいない?

筑波山って熊いるのかなーー?
そこで今回は、実際に先日、筑波山に登った筆者が、
・筑波山に熊はいるのか?
・筑波山でクマに遭遇しない為の対策
・筑波山でクマに遭遇した場合の対処法
について分かりやすく解説します。



これから筑波山への登山や紅葉狩りを計画してる方はぜひ参考にして下さいね!




筑波山に熊はいるのか?
まず皆さんが一番知りたい『筑波山に熊はいるのか?』という疑問。
結論から言うと、
というのが答えです。
これはつくば市の観光推進課が出している公式な見解です。
現在、筑波山周辺ではクマの出没情報は確認されておりません。しかし、イノシシ等の野生動物は生息しておりますので、登山の際は安全に十分ご注意ください。
引用元:つくば市観光推進課
筑波山の登山道は百名山だけあってかなり綺麗に整備されており登山客も多いです。
つまり筑波山の中でも、人が歩く道と、熊がいるかもしれないエリアは完全に棲み分けられてると考えられます。その為、クマに遭遇する確率は公式の見解の通り極めて低いと言えます。



実際に先日登りましたが、登山客も多く安心して登ることができましたよ!
筑波山で熊に遭遇しない為の対策
とはいえ、100%安心し切るのは油断禁物ですよね。
気になって調べてみた、茨城県も大子や、北茨城辺りで熊🐻が目撃されてるんだ…😰
— りょうパパ@‡真紅の堕天使‡ (@ryopapa0227) October 30, 2025
そのうち筑波山辺りにも出るのかな…#熊目撃情報
ここからは筑波山で熊に遭遇しない為の対策について紹介します。
“出会わない工夫”さえしておけば、筑波山でのハイキングは安心して楽しめます。



ぜひ出発前にチェックしてみてくださいね!
熊鈴や音を出して存在を知らせる
熊は基本的に臆病な動物なので、人間の気配に気づくと自ら離れていきます。
そのため、熊鈴やラジオ、会話などで常に音を出すことがとても有効です。
筑波山には熊いないって言われてるけど、ここの所他所の熊情報が多すぎて、筑波山行くなら熊鈴買うかも
— 🍊ばんり@bannri90🍊 (@snow0819115) October 18, 2025



特に、木々が多い場所や視界の悪いカーブでは、意識的に音を出すと安心です。
単独行動を避け、複数人で行動する
登山はできるだけ複数人で行動しましょう。
もし万が一のことがあっても、周りに人がいれば対処もしやすくなりますよね。
一人で静かに歩くほど、熊にとっては「近づきやすい状況」になってしまう為、



「基本は複数人(パーティ)で登る」ということを意識しておきましょう。
朝夕の薄暗い時間帯を避ける
クマは朝方や夕暮れ時に活動が活発になると言われています。
視界が悪い時間帯は、互いに気づきにくいので危険性が上がります。登山はできるだけ日中の明るい時間帯に楽しむのがベストです。



無理のない登山計画を立て、早めの行動を心がけましょうね。
食べ残しやお菓子の袋は必ず持ち帰る
熊は嗅覚がとても優れており、食べ物のにおいに引き寄せられることがあります。
日本もゴミのポイ捨ては罰金にした方がいいと思う🗑️山道とかコンビニの食べ残しのゴミ多すぎる これじゃ熊とか呼び寄せてるのと同じ
— 明子@シロクマファンクラブ (@rarariradenari) October 16, 2025
お菓子の包装袋や食べ残しをそのまま置いていくのはNG。においが残った袋も必ず持ち帰りましょう。



「餌がある場所=人がいる場所」と学習させないことが、結果的に人もクマも守ることにつながります。
最新の熊目撃情報を事前にチェック
登山前には、茨城県や自治体の公式情報を確認しておくと安心です。
茨城県内の熊出没情報
茨城県庁 公式ホームページ
茨城県 野生鳥獣(イノシシ、クマ)の被害防止対策について
熊目撃情報の口コミブログ
【茨城県】ツキノワグマ出没目撃リスト
筑波山は観光地として整備が進んでいるとはいえ、自然の生き物が暮らす場所。



最新情報(2025.11)では筑波山に熊の目撃情報はありませんが、常に最新情報を知っておくことは一番の予防策です。
筑波山で熊に遭遇した場合の対処法
では万が一、筑波山で熊に遭遇した場合はどう対処すれば良いでしょうか?
ここで一番大切なのは、パニックにならず落ち着くことです。熊は基本的に臆病で、人を襲う目的などありません。ただ、驚かせてしまうと「身を守るため」に攻撃的になることがあります。そのため、熊に刺激を与えない行動が命を守ります。
ここからは、環境省のガイドラインに基づいて、山の中で熊に遭遇した時の対応について解説していきます。
走らない。背中を見せない。ゆっくり離れる
環境省も最優先で推奨している行動です。
走ると熊は本能的に追ってくる習性があり、攻撃性が増します。
もし熊を見つけたら、
✅ 熊の方を見ながら
✅ ゆっくり後ずさり
✅ 落ち着いた低い声で話しかける
「敵じゃないよ、気づいてね」という合図になります。
急な動きや大声で驚かせない
大声を上げたり、手を大きく振ったりすると熊が驚いて突進してくる恐れがあります。
逆に黙り込みすぎても危険。
熊を見つけたら一定の距離を保ち、熊鈴を鳴らすなど物音や声で「ここに人がいる」と適切に知らせましょう。
熊が立ち上がっても慌てない
熊が立ち上がる行動=攻撃前、ではありません。
多くの場合、匂いや状況を確認するための行動とされています。焦らず距離を取りましょう。
親子熊を見たら即撤退
子熊の近くには必ず母熊がいます。母熊は子を守るために最も攻撃的になります。
見かけたら静かに後ろへ引き返し、絶対に近寄らないことが鉄則です。
熊撃退スプレーがあれば迷わず使用
唐辛子成分(カプサイシン)で撃退できる可能性があります。
ただし…
・射程は5m前後と短い (※商品によってはそれ以上の射程も)
・強風では自分にも影響
・草木が多い場所では効果低下



その為、事前にどのくらいスプレーが飛ぶのかを実際に試してみることをお勧めします。
また登山中は、すぐ取り出せる位置に携帯することが大事です。
冷静さこそ最大の武器
クマに遭遇したとき、人が取れる行動は限られます。だからこそ、
この3つを知っているかどうかで、助かる確率は大きく変わります。
筑波山は整備された安全な登山エリア。



正しい知識があれば、自然を安心して楽しむことができます。
まとめ|正しい知識があれば筑波山は安心して楽しめる!
今回は、「【2025年秋】筑波山に熊はいる?安心して登山・紅葉狩りを楽しむガイド徹底版!」
という内容でお届けしました。
いかがでしたか?
2025年11月時点では、筑波山に熊はいない(目撃情報は無い)ということがわかりましたね。
ただし、万が一に備えて、登山時は、
- 音を出す(クマ鈴・会話)
- 単独行動を避ける
- 朝夕の暗い時間を避ける
- 食べ物の匂いを残さない
- 事前の目撃情報チェック
この5つを押さえておくことで、リスクを限りなくゼロに減らせるでしょう。
そして、もし遭遇してしまっても、
慌てずにゆっくり距離を取れば大丈夫です。



安心して登山を楽しむために、
ぜひ今日ご紹介した対策を思い出しながら歩いてみてくださいね!
最後まで記事をお読み頂きありがとうございました!
